【敦賀気比】甲子園春夏連覇を逃す


甲子園大会8月13日、注目の第4試合 【敦賀気比 対 花巻東】


 

福井大会の決勝戦を、延長サヨナラで制し、

2年連続7回目の甲子園行きを決めた敦賀気比。

 

 

 

初戦、今春の選抜大会で2打席連続満塁本塁打を放った松本が、

再び甲子園で躍動し、延長十回サヨナラ勝ちで2回戦にコマを進めた。

 

 

注目の2回戦、花巻東との対戦。

 

 

 

 

 

花巻東は4回表までに4点先取。
後を追う、春の王者敦賀気比。

 

 

 

4回まで先発加藤に無安打に抑えられるも、

5回裏2死から追い上げを見せ1点差に迫る。

 

 

だが、6回から2番手とした“雄星2世”こと注目選手・高橋が好投。

敦賀気比の反撃を許さず。

 

敦賀気比はエース平沼が立ち上がりから制球が定まらず、

頼みのスライダーも見極められていた。

 

 

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5回に一旦左翼に下がり、7回に再びマウンドへ上がるも、

修正できず失点を重ね、史上8校目となる甲子園春夏連覇の夢は2回戦で途切れた。

 

 

 

ナインが泣き崩れる中、清々しい表情でグランドを後にした選抜優勝の立役者・エース平沼は「実力不足だった」と、

結果を受け止め最後まで潔い態度を貫いた。
「去年の夏から甲子園で投げて、春は彼の力で勝った。

他のチームはずっと平沼を見ており、対策も十分だったのだろう。

平沼にはこの悔しさを持って次のステップに進んで欲しい」と東監督は平沼をねぎらった。

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