【2020年東京オリンピック】公式エンブレムは盗作!?アートディレクター佐野研二郎氏
東京オリンピック公式エンブレムの行方はいかに?
あと5年に迫った【2020年東京オリンピック】
日本はオリンピック開催以降今までにないくらいの盛り上がりを見せている。
しかし、ここ最近オリンピックの話題に関して残念なニュースも報じられている。
それは、
2020年東京オリンピックの公式エンブレム盗用問題である。
作成者は、アートディレクターの佐野研二郎氏
問題になっているのは、ベルギーのリエージュ劇場のロゴに似ている事だ。
確かに、一見似ているように見えなくはない。。
パクリと言われる理由も頷けてしまう。
これを見た、ベルギー側が盗用として訴えてきているという。
ベルギーのリエージュ劇場とロゴデザイナー側は14日、
国際オリンピック委員会(IOC)にエンブレム使用差し止めを求める訴えを
地元裁判所に起こしたと発表しました。
佐野氏はこれに対し、
「盗用はしていない。第三者のものと思われるデザインをトレースし、そのまま使用するということ自体が、デザイナーとして決してあってはならない」
としパクリ疑惑を否定している。
しかし、その後、サントリーのトートバッグのデザインについても同様に
盗用疑惑が浮上、こちらもかなり似ているデザインが見つかっており、
14日、佐野氏はトートバッグの盗用を認めサイトから掲載を取り下げたようだ。
今回のエンブレムについて、佐野氏は1964年の東京オリンピックの
エンブレムとデザインは関係性を持たせていると語っていたが、
そのエンブレムは全く関係性があるものには見えない。。
東京オリンピックのエンブレム
1964年のエンブレム 2020年のエンブレム
噂では、佐野氏はSNSサイトのPinterest(ピンタレスト)から
デザインを盗用したのではないかと囁かれている。
実際に佐野氏はPinterestのアカウントを持っており、
使っていたようだが、なぜか、記者からの質問で、
Pinterestを見たことはあるか?という問いに対し
「見ておりません」と、少しおかしな回答をしていた。
実際にはベルギーのリエージュ劇場のロゴマークもPinterestに
アップされており、その他に作成されたデザインもアップされているという。
現在佐野氏はアカウントは削除されたようだが、
ますます怪しい動きに、どうしても疑いを隠せない。
ただ、デザインを盗用された一部の海外のデザイナーは、
盗用について、特に訴えを起こそうとは思わないと回答している。
実際にデザイナーは色々なものを見たり、インスピレーションをかき立てる必要があるので、
制作物が何かに似通ってしまう事もあり得る。
という、発言をされていた。
せっかく有名なデザイナーにまでなったのに、
盗用をしてまで、デザインをするのはどうかと思うが、
有名になればなるほど、プレッシャーや制作物もたくさん作ってきて、
アイディアに困ることもあるだろうと思うと、
改めてデザイン制作の難しさを感じる。
デザインの価値はWEB業界では低くなっているように感じるが、
これを機に、もっとデザインの価値を見直されていけばいいと思う。