龍馬が特に愛した幻の刀「備前長船勝光同宗光合作」見つかる!
【海援隊】を創った坂本龍馬
坂本龍馬とは、あまりにも有名な日本の歴史人物の一人だ。
幕末に活躍し、明治維新に大きな影響を与え、
大政奉還成立後に暗殺された。
今でも龍馬人気は高く、NHK大河ドラマでも放送され、
龍馬を演じた歌手の「福山雅治」も話題になった。
龍馬は1836年1月3日生まれ、高知出身。
勝海舟に弟子入りしたくさんの人に影響を与え
日本を変えようとした人物。
有名な言葉に「日本を今一度 せんたくいたし申候」
というものがある。
本当に日本を変えようとした人物なのだろう。
だが、その裏にはもちろん敵も多かった。
京都の近江屋事件で暗殺されたのは1867年の12月10日、
31歳というとても若いうちにその生涯を閉じた。
坂本龍馬が特に愛したとされる幻の刀「備前長船勝光同宗光合作」が見つかる!
そんな坂本龍馬は百姓武士だ。
武士の命ともいえる「刀」。
もちろん龍馬も類にもれず愛した刀がある。
龍馬の刀として言われているのは、
「陸奥守吉行」「肥前忠広」「備前吉光」「土佐義光」「備前兼光」など、
その他にも所説ある。
そして今回見つかった龍馬が最も愛した刀と言われている、
脇差の「備前長船勝光同宗光合作」だ。
元々、1929年に東京で展示されていた3本の刀のうち、
この一本がその後、行方が分からなくなっていた。
それが、最近になって北海道に移住した坂本家の子孫関係者が
個人宅で保管しているのを見つけたという。
この刀は今後高知県立坂本龍馬記念館で10月3日から始まる、
「坂本家・家族の絆」展で11月から1月3日まで公開されることになった。
行方が分からなくなって以来86年ぶりの公開となる。
この備前長船勝光同宗光合作は刀身約52㎝の脇差
備前長船の刀匠「勝光」「宗光」の名や「永正2(1505)年8月吉日」と年月が記され、室町時代末期に作られたとみられる。「五大力菩薩」(密教で信仰される、仏法を護持する国王を守る仏)の文字も刻まれている。
刀が見つかっただけでもここまで取り上げられる龍馬。
本当に日本のみならず海外でもサムライの代名詞として認識されている「リョウマ」だが、
また龍馬ブームが少し巻き起こりそうだ。