犯罪から子どもの身を守るために親がするべき事
■犯罪から子どもの身を守る
衝撃的な事件が続く昨今。
先日も、大阪府高槻市で中1の女子生徒が遺体で発見されるという
悲惨な事件が起きた。同級生の男子生徒はいまだ行方不明。
中学生で大きくなってきたからと、油断はできない。
連れ去り、誘拐、殺害、性被害、いじめ。
子どもを持つ親としては心配で堪らない世の中。
子どもとしても受難な時代だ。
どうすれば子どもを守ることができるだろうか
子どもに危険な内容をしっかり教えることだ。
まだ子どもだからと言葉を濁すのではなく、
「気をつけてね」という言葉が指す意味をきちんと理解させる必要がある。
道を尋ねられたり、お手伝いを依頼されたり、家族が倒れたなど
一見、不審ではないような方法でおびきだすケースも多い。
何に気を付つけなければならないのか、
気をつけないとどういう事になるのか、
子ども自身が理解していなければ、実際に被害に遭いそうになった時に
最悪の事態を招く可能性が高くなる。
子どもとの会話も必須と言える。
日常的な子どもとの会話を大切にすることで、子どもに何があったのか
「今日○○で変な人を見たよ」や危険に遭遇したことなど
子どもとの会話からわかることもあるだろう。
子どもが下校途中どこでお友達と別れ、一人になるのか。
子どもの生活をチェックしておくと、対策も立てやすくなる。
もちろん一人にならないようにすることが一番だが、
万が一、何かあった場合の避難場所”子ども110番””交番””コンビニ””病院”など人のいる場所を教えておくと良いだろう。
危険が迫った時に、大声を出す練習をさせておくこともできる。
ただ、人間は緊張すると声帯あたりの気道が腫れ空気が通りにくくなるため
声がでなくなることが多いという。
普段から防犯ブザーを携帯させ、利用方法を教えておくのも有効な方法といえるだろう。
他にも防犯システムやグッズを利用することもできる。
ただ、やはり親や子ども自身がいくら注意していても、十分とは言えない。
地域のパトロールや変質者や不審車などの情報交換、警察への通報、
さらにその伝達を早く蜜にすることで子供が事件に巻き込まれるのを未然に防げる可能性が高くなる。
少子化のこの時代、地域一体となって子どもたちを守っていきたいものだ。