熊本・阿蘇山噴火!噴火警戒レベル3へ
阿蘇山噴火で白煙と黒煙が上がる!
本日2015年9月14日午前9時43分頃、熊本にある阿蘇山が噴火した、
初めは白い噴煙を上げていた阿蘇山だが、
すぐに黒い黒煙も舞上げて一瞬にして、空を黒煙が覆った。
黒煙は現在上空1,000mまで上がっているとのこと。
専門家の話では、はじめの白い噴煙が水蒸気爆発の可能性もあると見て、
慎重に調査を進めている。
近くの住民の話によると、現在のところ噴石など噴火の被害はないとのこと。
また阿蘇山付近にある阿蘇山博物館は来客をすべて避難させ、
現在は従業員だけで様子を見守っている。
気象庁はこの噴火を受けて、
阿蘇山の警戒レベルを「2」から「3」へ変更した。
警戒レベル2とは火山周辺規制で、
警戒レベル3は入山規制となる。
阿蘇山は8月30日に噴火警戒レベルを2にしていたが、
周辺にある「阿蘇スーパーリング」や「阿蘇火山博物館」「草千里ヶ浜」周辺は安全とし、
通常通り営業をしていたが、本日の噴火により、
各施設とも今のところ営業はしていない。
噴火警戒レベルとは?
噴火警戒レベルとは、気象庁が定めている。
気火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標です。
【警戒レベル5段階】
レベル | 内容 |
レベル5 | 避難 |
レベル4 | 避難準備 |
レベル3 | 入山規制 |
レベル2 | 火山周辺規制 |
レベル1 | 活火山であることに留意 |
まだ、今後どうなるかわからない状況なので、
警戒を緩めないようにと事だ。
周辺にお住まいの方は、お気を付けください。
さらに本日よりになり、噴煙は最終的に2,000mまで登った。
また今回の噴火で火砕流も発生し、
阿蘇山の火砕流は1979年以来36年ぶりに起こった。
阿蘇山の噴火による火山灰は熊本県の西側にかなり降り注いだ。
遠いところだと40㎞先の福岡でも火山灰が確認されたところがあるという。
気象庁は今後も同じような噴火が起こる恐れがあるとし、警戒を強めている。
火山灰は運転なども気を付けた方が良いとのこと、
タイヤが火山灰で滑りやすくなるため、
周辺ではなるべく運転も控えるようにした方がいい。
また飛行機の飛行にも影響が出る恐れがあるとのことで、
今後の旅行なども注意が必要だ。